国際グラフ8月号掲載 大仁田厚氏 来社!!
シャッターの前で記念撮影
- 大仁田:
- シャッター工事を手掛ける㈲伊藤住建さんにお邪魔しています。早速ですが、社長はこの仕事を始められてもう長いのですか。
- 伊藤 :
- 兄の手伝いを始めてからですと二十四年、自分でやり始めてからは十六年になります。平成七年六月に「伊藤工事」という名前でスタートし、シャッターメーカーの専属工事士を務めまして、お陰様で他の仕事も随分と増えて平成十六年に法人化した次第です。
- 大仁田:
- 順調に歩んでこられたようですね。
- 伊藤 :
- そうでもありませんよ。特にリーマンショックの折には「どうやってこの仕事を維持させるか」ということばかり考えていました。従業員を大切に考えるのは経 営の基本ですが、会社維持のために給料十パーセントダウンを打ち出したところ、大量の退職者が出て本当にショックを受けましたね(笑)
- 大仁田:
- 当時はどの企業も苦戦を強いられていたと思います。ホームページで『シャッター屋.com』を立ち上げられたのもその頃ですか。
- 伊藤 :
- お客様から「直接取引をしたい」というお声を頂いており、平成二十一年三月に開設しました。目に見えないサービスを提供するわけでなくシャッターは後に残 りますし、不具合が出れば修理しなければなりません。お客様との人間関係が良くなければお客様の輪も広がりませんよね。そこで、思い切ってお世話になった メーカーの専属契約も打ち切り、周囲のお客様のために頑張ろうと考えたのです。
- 大仁田:
- 非常に前向きな決断ですね。お客様と厚い信頼を築いておられるのが伝わってきます。
- 伊藤 :
- 例えばシャッターと聞くと「ガラガラッ」という音を思い起こす方もおられますが、ご主人の帰宅が遅く音があまりにやかましいと近所迷惑になるとお考えのお 客様には、音が静かですぐに開け閉めできるものをお勧めしたり、また、シャッター工事以外にも高齢のお客様から「この電球を替えてくれないか」と頼まれれ ば快く応じるのも、「身近なお客様とうまくやっていきたい」という思いからです。
- 大仁田:
- 今後の展望については。
- 伊藤 :
- 妥協を許さず、クレーム対応を最優先にしてお客様の納得が得られる仕事を続け、満足と感動をご提供できればと思います。
- 大仁田:
- ご活躍に期待しています。
カンパニータンク7月号掲載 山本みどり氏 来社!!
代表取締役:伊藤 拓也 インタビュア:山本 みどり
倉庫やガレージ、サッシへのシャッター取付工事を行っている、(有)伊藤住建。長年シャッター工事に従事してきた伊藤社長が個人事業主として創業、そして法人化と成長させてきた会社だ。「『お客様第一』を掲げて顧客の信頼を得られる仕事を心がけてきたことが現在につながっています」と、伊藤社長はこれまでの歩みを振り返る。このことは、実直な仕事ぶりに目を付けた大手ハウスメーカーから発注を受けたり、顧客からの要望で外壁・塗装工事と行ったシャッター以外の業務まで請け負うといった今までの実績からも明らかだと言えるだろう。そして今日でも顧客のために、より効率的かつ安価に仕事を請け負えるWebサイト「シャッター屋.com」を立ち上げ、躍進を続けている。今後については、「いかに自社の長所を伸ばしてお客様のお役に立てるかを考え、事業に邁進していきます」と意気込みを話してくれた。